コラム

    • 核抑止力の否定、中国大好き――ローマ教皇の危なっかしい発言に驚く

    • 2019年12月03日2019:12:03:04:33:57
      • 榊原智
        • 産経新聞 論説副委員長

最近来日したローマ教皇フランシスコの核兵器をめぐる発言は、現実の政策に適用するには極めて危なっかしいものであった。   教皇の言動は注目を集めた。キリスト教の最大教派、ローマ・カトリック教会の最高指導者として、13億人の信徒を束ねている方だから当然のことだろう。   メディアで最も大きく取り上げられたのは、教皇の核兵器廃絶への願いだった。ただ、現実的な方法論を伴わな...

    • 社福の理念と意地

    • 2019年11月26日2019:11:26:05:37:18
      • 楢原多計志
        • 福祉ジャーナリスト

  社会福祉法人(社福)の在り方が再び問われている。   政府や経済団体は「生産性が低い」「地域貢献が不十分」などとして合併や事業譲渡による規模拡大を迫り、社福は「個々の理念に基づいて運営している」と強く反発。   厚生労働省は打開策として、複数の社福が自主的に地域連携する非営利の「社会福祉連携法人」(仮称)の創設を打ち出した。だが、この連携法人案、「中...

    • 水際のレジリエンス

    • 2019年11月19日2019:11:19:09:33:01
      • 林憲吾
        • 東京大学生産技術研究所 講師

◆防ぎきれない自然災害   10月に襲来した台風19号は東日本を中心に恐ろしいまでの猛威をふるった。各地で河川堤防が決壊し、深刻な洪水被害を残した。   だが同時に、今回の台風ではこれまでよりもはるかにその脅威に備える意思があったのも確かだろう。 「命を守る行動を」 そう訴える気象庁の姿には、いよいよ心底から過去の災害に学ぼうとする気概が感じられた。 &nbs...

    • 真剣な温暖化対策が求められる日本

    • 2019年11月12日2019:11:12:09:37:41
      • 外岡立人
        • 医学博士、前小樽市保健所長

地球温暖化がもたらす気候変動により巨大台風や豪雨などが多発し、我が国では多くの被害が出ている。欧州でも40度を超える信じられない熱波が発生していて、米国や南米、さらにはシベリアでは、乾燥した高温の大気による森林火災が頻発している。地球温暖化が進行する限り、自然災害は起き続け、その程度が大きくなることは確かだ。   産業革命後、化石燃料がエネルギー源として用いられはじめてから、地球...

    • 予備校今昔

    • 2019年11月05日2019:11:05:08:29:05
      • 片桐由喜
        • 小樽商科大学商学部 教授

◆大学受験予備校   ユルい高校に通った私は自発的に勉強することができず、一浪して大学へ入った。浪人中は予備校へ通い、「高校の時、こんな風に教えてくれたら、私もできたのに」と自分の馬鹿さ加減を棚に上げて、高校の教師を恨んだものである。そのくらい、予備校講師の教え方は上手であった。   後年、自分が予備校講師のアルバイトをするようになって合点がいった。講師の授業の様子...

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