コラム

    • 「ウソ薬」根絶の本気度

    • 2019年04月23日2019:04:23:09:40:59
      • 楢原多計志
        • 福祉ジャーナリスト

今夏の参議院選挙を前に首相官邸が忙しそうだ。自民党内には「安倍総理4選」の声も出始め、政策はそっちのけの感がある。   そんな中で医薬品の虚偽・誇大広告を規制したりする医薬品医療機器法(薬機法)の改正案が国会に提出された。効能や臨床データを偽ったり、誇大誇張したりして販売される、いわゆる「ウソ薬」は根絶されるのか。     ◆「やり得」を容認 &nbs...

    • 10年ぶりの英国訪問とインドネシア10年

    • 2019年04月16日2019:04:16:05:04:48
      • 森宏一郎
        • 滋賀大学 経済学系 教授

昨年度末、約10年ぶりに英国を訪問し、母校の英国ヨーク大学を訪れた。また、同じ時期にインドネシアにも訪問した。インドネシアは、これまでに継続的に訪れたのだが、最初に訪れてから約10年が経過した。   一方は先進国であり、もう一方は新興国である。加えて、10年ぶりと10年経過では、全く異なる文脈の10年でもある。したがって、厳密に何かを比較できるわけではないことは分かっている。 ...

    • 不条理劇

    • 2019年04月09日2019:04:09:07:59:51
      • 平沼直人
        • 弁護士、医学博士

◆金曜10時劇場“授業”   渋谷駅を降りて,公園通りの坂道を上ってゆくと,左手に山手教会が見える。 その地下の薄暗い階段を下ってゆくと,老教授が言語学の授業を始めている。   ここ渋谷の小劇場ジァンジァン(2000年4月25日閉館)で,中村伸郎(なかむら・のぶお,1908年9月14日-1991年7月5日)は,1972年から11年間も,毎週...

    • 近代化のねじれ:オマーンの伝統的家屋の行方

    • 2019年04月02日2019:04:02:05:00:00
      • 林憲吾
        • 東京大学生産技術研究所 講師

◆土の世界   最近、土の世界に足を踏み入れている。というのも、縁あって昨年からアラビア半島のオマーンに通っているからだ。   アラビア半島は乾燥帯に属する。たとえばオマーンの首都マスカトでも年間わずか100mmほどしか雨が降らない。内陸には砂漠が広がり、国土の約8割は砂漠である。大きな街は、地下水に恵まれた内陸のオアシスや、比較的湿潤な沿岸部に集中する。 &nb...

    • 地域支援事業の現状・課題と改善策 その2:地域ケア会議

    • 2019年03月26日2019:03:26:05:58:02
      • 川越雅弘
        • 埼玉県立大学大学院 保健医療福祉学研究科 教授

■はじめに   地域支援事業は、①総合事業、②包括的支援事業、③任意事業の3つで構成される。前稿では、このうち、総合事業に焦点を当てて、現状・課題と改善策について言及した。   本稿では、2015年の地域支援事業の見直しの中で、充実が図られた包括的支援事業(①在宅医療・介護連携の推進、②認知症施策の推進、③生活支援サービスの充実・強化、④地域ケア会議の推進)のうち、...

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