コラム

    • 新年のご挨拶 2018年

    • 2018年01月01日2018:01:01:00:30:00
      • 青柳俊
        • 先見創意の会 代表幹事

「先見創意の会」会員の皆様、会員以外でホームページをご覧になっている皆様、あけましておめでとうございます。健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 
「先見創意の会」もホームページを開設してから14年を迎えましたが、この間コラムニストの皆さんのお陰で一度の欠落もなく毎週の更新が継続しています。コラムニストの皆さんには深く感謝申し上げます。
 
コラム内容も多彩で充実したタイムリーものが多かったと思いますが、オピニオン投稿がなかったことは残念です。これから編集に取り掛かる『医療百論 2018』も大いに期待されます。
 
昨年も相変らず異常気象のためか、地球規模での自然災害が頻発、各地で大きな被害が発生しました。テロ事件や大規模な殺傷事件など人為的な災害もアメリカ、ヨーロッパで多発し、中東の各国では内戦状態が一層深刻さを増しました。
 
国内的には昼のテレビを通じての「井戸端会議」が盛んで、「スキャンダル」を中心とする話題提供が後を絶たず、その道の専門家や訳知り顔のお笑いタレントが司会者のご機嫌を伺いながら「井戸端会議」で発言している姿を見せつけられました。一方、大企業の不祥事もあきれるほど多く、各企業の幹部が深々と頭を下げた謝罪会見も見慣れた映像になりました。
 
否定されるべき政治体制ですが、一党独裁国家が中長期的な戦略を持って国家運営するのとは対照的に、民主的な国家では、短期的かつ姑息な国家運営が目に余るような時代になりました。
 
衆愚政治の見本のような「商売人」をトップとする米国では、極端な意見を持つ極く限られた支持組織や支持団体向けに、選挙期間中の公約「国境の壁建設」「移民政策・入国制限」「前政権が締結した国際間の条約や取り決めの破棄」などの実現を試みており、世界をリードする役割放棄以外の何物でもありません。
 
国内における政界でも「井戸端会議的」議論に終始しており、中長期的な戦略を持った国家運営の議論は皆無に終わりました。「地方創生」「一億総活躍社会」「人づくり革命」「生産性革命」などお題目を唱えた「キャッチコピー」のアドバルーンだけが、数々打ち上げられています。「アベノミクス」の限定的な効果があったとしても、政策内容の乏しさのためか、実感を伴った効果・結果を期待できるようには思われません。
 
新しい年を迎えて希望に満ちた一年を期待したいところです。しかし、地球規模での自然災害の減少や内戦・紛争・戦争状態・テロ事件などの終息は、夢物語に終わりそうです。
 
わが国に直接関係し相対している2つの国、米国と北朝鮮の大統領交代と独裁政権崩壊が現実化する期待も初夢に終わるのでしょうか?
 
 
 
2018年 元旦
先見創意の会 代表幹事
青柳 俊

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