海外トピックス

  • 人種・民族別にみた米国医学生が抱える負債

    2013:10:04:08:10:00
  • 2013年10月04日

米国での医学教育にかかる費用は過去10年間以上にわたって上昇し続けている。しかし、資金へのアクセスに関わる人種間・民族間の格差を考えると、医学生に対する債務負担の増加が全員に均等ではないと考えられる。この問題を評価することを目的として、コロンビア大学メイルマン公衆衛生学教室の研究者らが、米国における111校のメディカルスクールに入学した学生の2%以上のサンプルを分析した。
 
主な結果は次のとおりである。2010年から2011年の2,355人の医学生サンプルのうち、全体の62.1%が閾値15万ドルを超える負債を負っていた。また、白人の医学生に限っては65%、黒人の医学生では77.3%、アジア系の学生では50.2%、ヒスパニック系の学生では57.2%が閾値15万ドルを超える負債を負っていた。また、黒人医学生がアジア人医学生に比べて有意に大きな予想負債を抱えていることが分かった。なお、これらの結果は人種と年次によって重みづけされている。
 
この調査結果は学術誌『PLOS One』によってオンライン公開されている。
 
 
16-Sep-2013