海外トピックス

  • 看護師の配置、教育と患者死亡との関係

    2014:02:28:08:10:00
  • 2014年02月28日

『Lancet』は、病院への看護師配置と学士号を持つ看護師の割合とが術後死亡の少なさと有意に相関していたという調査結果を報告した。この調査は、ペンシルベニア大学看護学部とルーベン・カトリック大学(ベルギー)の研究チームによって欧州9カ国を対象に行われたものである。
 
同調査によれば、看護師一人当たり患者数の1%増は死亡数の7%増と相関しており、より高次の教育を受けた看護師がいることは死亡数の少なさと相関していた。300病院における約50万の手術患者のデータをもとに、学士号を持つ看護師が60%で看護師一人当たり患者数が平均6人の病院の患者は、学士号を持つ看護師が30%で看護師一人当たり患者数が平均8人の病院に比べて、一般的な外科手術後の死亡リスクがおよそ1/3になることが示されている。
 
 
「私たちの調査結果は、コスト節減を企図して患者に悪影響を与えずに看護配置を削れるかもしれないとする考えは、良い場合は愚かなだけだが、最悪の場合、致命的な結末を招くであろうことを示している。」ペンシルベニア大学のLinda H. Aiken 教授(看護社会学)はそのように述べた。
 
 
25-Feb-2014