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  • 大規模スタディが明らかにした睡眠時無呼吸と糖尿病との関係

    2014:06:13:08:05:00
  • 2014年06月13日

8,500人を超えるカナダ人患者を対象とした大規模スタディによって、閉塞性睡眠時無呼吸(obstructive sleep apnea:OSA)と糖尿病の進行との相関関係が実証された。この研究は、睡眠時無呼吸と糖尿病との関係を検証した最大規模の研究である。
 
研究では、1994~2010年の間にOSAの疑いによって睡眠診断検査を受け、かつ、その時点では糖尿病ではなかった成人8,678人を対象とした。対象者は、無呼吸・低呼吸指数(apnea-hypopnea index:AHI)によって、重度(AHI>30)、中等度(AHI=15~30)、軽度(AHI=5~14.9)、OSAなし(AHI<5)の4つの群に分類され、州の健康管理データを用いて、2011年5月まで糖尿病の発生を追跡調査された。
 
追跡期間中、1,017人(11.7%)の患者が糖尿病を発症した。年齢や性別、BMI、首回り、喫煙、所得、併存疾患等の糖尿病に関わる既知のリスク因子を調整後の分析によると、重度OSA患者群(AHI>30)はOSAなし群に比べて糖尿病発症リスクが30%高く、軽度および中等度の患者群は23%高かった。
 
この研究は『American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine』に掲載された。
 
 
6-Jun-2014