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  • 口頭での虐待は職場の生産性を高めない

    2014:10:10:08:05:00
  • 2014年10月10日

上司から口頭での虐待を受けている従業員は、時間を超過して昼休みを取ったり盗みをはたらく等、仕事中に抑圧された感情を行動に出す可能性が高い。サンフランシスコ州立大学の組織心理学者 Kevin Eschleman 助教らの研究が明らかにした。
 
研究では、8万人超を対象としたオンライン調査から選出したフルタイム従業員268人を対象とした。対象者の職業・職種は多岐にわたっており、調査時点での平均勤続年数は9年であった。
 
調査ではまず、上司が対象者らを貶めたり嘲笑したりする頻度を尋ねた。また、そのような口頭での虐待行為は、上司が彼らを傷つけようとしたがゆえに起きたと考えるか、上司が彼らの心に火をつけることでモチベーション向上をねらったと考えるかを尋ねた。さらに1カ月後、彼らが上司をからかったり仕事を怠けたり等の逆の行動に参加したかどうかを尋ねた。
 
(写真は、サンフランシスコ州立大学の Kevin Eschleman 助教)
 
研究結果は、総じて、口頭での虐待行為は職場の生産性向上にはつながらないことを示している。Eschleman 助教は次のように言う。「(動機づけに口頭での虐待を使う)このやり方こそが効果的なんだと信じる人々が、数多くの上司の地位にいることでしょう。しかし、そのやり方が必ずしも有効とは考えられません。一般的には、多くの人々がネガティブに反応しているのです。」
 
 
8-Oct-2014