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  • 睡眠中の義歯装着は高齢者の肺炎リスクを倍増させる

    2014:10:10:08:10:00
  • 2014年10月10日

口腔保健衛生の劣悪さは、高齢者の肺炎の主たるリスク因子とされている。日本大学大学院の飯沼利光専任講師らの研究チームは、85歳以上の高齢者を対象に口腔保健に関わる行動と肺炎の発症率との関連を調査し、睡眠中の義歯装着が肺炎のリスクを倍増させることを明らかにした。
 
研究では、無作為抽出された高齢者524人(男性228人、女性296人、平均年齢87.8歳)を対象に、血液検査等を含む医学的評価と同様に、口腔内の健康状態や口腔衛生に関わる行動を検証し、入院あるいは肺炎による死亡に至るまでの追跡調査を行った。
 
3年間の追跡期間中に、肺炎に関連した48件の事例(死亡20例、緊急入院28件)が同定された。また、義歯装着者453人のうち、睡眠中も入れ歯を装着していた186人(40.8%)は、入れ歯を取り出していた人よりも肺炎リスクが高かった。
 
 
7-Oct-2014