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  • 「ジャストインタイム」で患者待ち時間削減

    2014:10:17:08:10:00
  • 2014年10月17日

トヨタで生み出された「ジャストインタイム」と呼ばれる管理手法を使うことで、実質的に患者の待ち時間を減らし、場合によっては、インターンやレジデントへの指導体制の改善にもつなげることができる。ペインクリニックを実験場としたジョンズホプキンス大学の研究が明らかにした。
 
ジャストインタイムの方法論では、重要な資源が必要な時に利用可能であるならばプロセスを進めることができるとする考え方を採る。例えば、自動車製造では、在庫や部品の長期維持は時間とお金とスペースの無駄であり、製造工程にボトルネックを作るものと考える。今回のペインクリニックでのテストケースにおいては、担当医の時間および診察時間を重要かつ有限な資源と捉えた。
 
この研究プロジェクトでは、診察日前日に2名の大学教員がレジデントにケースを割り当て、レジデントらはそれぞれのケースを検討し、診察前に担当医と議論した。待ち時間や診察時間については、延べ4か月間にわたって評価した。その結果、この新たな管理手法を用いることで、25~42分程度の時間を事前に要するものの、患者の待ち時間は合計で175分短縮し、時間外の診察は28分短縮すると推定された。
 
この研究は学術誌『Pain Medicine』の9月9日号に掲載された。
 
 
Sep 16, 2014