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  • 生活習慣病対策に求められる新たなアイデア

    2014:12:19:10:27:25
  • 2014年12月19日

公衆衛生に関わる政策は、個人の行動を変えるための施策よりもむしろ、社会的な習慣や行動様式を打ち破ることに焦点を当てるべきである。マンチェスター大学の講師 Stanley Blue 博士(社会科学)は、今般発表した論文でそう主張する。
 
論文では、心臓病やがん、喘息、糖尿病等の生活習慣病の対策として新たなアイデアが必要との論が展開されている。Blue 博士は次のように言う。
 
「喫煙や運動、食事といったものは、基本的に社会的慣行なのです。したがって、社会的慣行を変えるためには、何が社会的に許容され正常と見做されているかの再構築が必要なのです。政府等から与えられた情報に基づき、人々は自分自身のためにより良い選択をすることができる。現状の公衆衛生政策はこのような仮定に支配されています。このような考えは、喫煙や食事といった慣行がそれら自身の歴史を有するという事実を考慮していないのです。」
 
この論文は「Theories of practice and public health: understanding (un)healthy practices」と題し、学術誌『Critical Public Health』に掲載された。
 
 
26-Nov-2014