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  • エボラ感染を予防しうる53の既存医薬品

    2014:12:19:10:44:14
  • 2014年12月19日

マウントサイナイ医科大学と米国立衛生研究所(NIH)の研究チームは、エボラウイルスのヒト細胞への侵入を妨げる可能性がある53の既存医薬品を特定した。ウイルスのヒト細胞への侵入は、感染を引き起こす重要な1ステップである。
 
研究では、米国食品医薬品局(FDA)が承認した2,816の化合物のサンプル・ライブラリについて、小型化・高速化技術を用いてスクリーニングを行った。この分析・評価モデルは、エボラウイルスのヒト細胞への侵入・感染を少なくとも50%以上防ぐ効能を有する化合物を同定するよう設計された。
 
現状、エボラ感染の確立された治療法はなく、推定致死率は70%である。抗体ベースの治療法(例えばZMapp【※訳者註:リンク先参照】)は動物実験によって有効性が実証されており、数人の患者の治療に使われているが、臨床試験で確認されたわけではない。エボラワクチンの試験は順調に進行中だが、当面の間は使えそうもない。
 
この研究は『Emerging Microbes and Infections』に掲載された。
 
 
17-Dec-2014