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  • 特定施設の密集度と早死のリスク

    2014:12:26:08:10:00
  • 2014年12月26日

聖ミカエル病院の医師 Flora Matheson 氏らが今般発表した研究は、近隣にある小切手換金所とアルコール類提供施設の密集度と20~29歳の人々の早死リスクとの相関を明らかにしている。また、同相関は女性よりも男性の方が強かった。
 
研究ではトロント市の約140の地区を調査。小切手換金所の密集地域では早死のリスクが1.25倍になることを明らかにした。また、酒・ビールの小売店やバーなどのアルコール類提供施設の密集地域での早死リスクは1.36倍だった。なお、20-59歳における早期死亡率は、男性で96.3人/1万人、女性で55.9/1万人であった。
 
これらの調査結果は、小切手換金所やアルコール類提供施設の戦略的配置が、地域住民に現金やアルコール購入への容易なアクセスを提供していることを示唆する。Matheson 氏らは、小切手換金やアルコール販売業は、多くの場合、政府による規制の対象であることに留意すべきとする。一方で、人々はこれらの施設を自由に使えるのだ。
 
この研究は『BMJ Open』に掲載された。
 
 
23-Dec-2014