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  • 真に有用な退院時サマリとするために

    2015:01:23:08:10:00
  • 2015年01月23日

病院から自宅へ移送される心不全患者にとって、プライマリ・ケア医を早く見つけることに繋がり、詳細で有益な情報を含む退院時サマリは、回復のスピードや病院への再入院 等で、差異をもたらしうるものである。イェール大学医学部の2つの研究が明らかにした。
 
理論上、退院時サマリは、外部の医師が入院中患者に何が起きたのかを理解する助けとなるものだが、運用上、それは医療費請求のために使われている。研究の筆頭著者である Leora Horwitz 准教授(イェール大学医学部内科非常勤准教授、兼ニューヨーク大学ランゴン医療センター部長、医師)は次のように言う。「医療界は患者移送のためのツールとして、退院時サマリをフル活用していません。」
 
Horwitz 准教授ら研究チームは、全国46病院1,500件以上の退院時サマリの情報を含む、心不全患者に関わる大規模共同研究『Telemonitoring to Improve Heart Failure Outcomes』(Tele-HF)のデータを分析。(1)安全に病院から自宅へ移送するうえで必要な退院時サマリ作成にあたってのポイントを明らかにする研究、(2)退院時サマリに関わる病院ごとの慣行の違いが再入院に影響するかを明らかにする研究、の2つを行った。
 
研究結果は『Circulation: Cardiovascular Quality and Outcomes』に掲載された。
 
 
15-JAN-2015