海外トピックス

  • 共和党によるオバマケア対抗戦略

    2015:01:23:08:00:00
  • 2015年01月23日

共和党は、いわゆるオバマケアが定める雇用主の義務を一部切り崩すことで、党の公約を実行すべく動き出している。
 
この動きは、「50人未満のフルタイム従業員を抱える雇用主は、広範かつ手ごろな価格の医療保険をフルタイム従業員の95%に提供する」ことを義務付けるオバマケア関連法との闘いである。ここで言う「フルタイム従業員」とは、労働時間週30時間以上の従業員のことと定義される。
 
これに対抗する共和党の法案は、労働時間週40時間の従業員をフルタイム従業員として再定義するというものである。
 
昨年、連邦議会予算局が同法案を評価した際には、これにより100万人が雇用主が提供する医療保険からこぼれ落ち、50-100万人がメディケイド等の公的保険プログラムに移行することになるだろうと予測した。また、ほとんどの会社が罰金を払わず、多くの人々が政府が運営する保険に加入することにより、10年間で約532億ドルの財政赤字が増大すると試算した。また、コモンウェルス基金の分析は、同法案の「40時間」の設定により、多くの従業員が「労働時間カット」の危険にさらされる懸念を指摘している。
 
 
JAN-6-2015