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  • エナジードリンクの危険性

    2015:04:03:12:02:24
  • 2015年04月03日

昨今のエナジードリンクの急速な人気上昇、特に若年層(10-19歳および若年成人)でのその人気上昇は、心臓の健康にとって深刻な意味合いを持つ。
 
『Canadian Journal of Cardiology』で公表された記事では、エナジードリンクの薬理作用とそれらによって引き起こされる有害反応、および疲労軽減や身体・認知機能の改善を謳うエナジードリンクのマーケティングにおいていかに本当の危険性が無視されているか、に焦点を当てている。
 
スペインの研究者 Fabian Sanchis-Gomar 博士(医学)率いる研究チームは、明らかに健康な若者の心臓突然死を誘発しかねないことに留意すべきとする。基礎的な心疾患を有する人々にとっては、突然の不整脈死症候群(SADS)やその他の不整脈を誘発する可能性が顕著である。また、エナジードリンク接種後のサッカーのトレーニング中に、構造的な心疾患のない子どもではまれな心房細動が起きたことも観察されている。
 
Sanchis-Gomar 博士らは次のように注意を促している:
・1日当たりエナジードリンク1缶(250ml)は健康的な若者にとって安全である。
・スポーツのトレーニング前後の接種は避けるべきである。
・基礎的疾患を持つ若者は飲む前に心臓病専門医に相談すべきである。
・アルコールまたは他の薬物との併用や過度の摂取は、死亡を含む有害作用をもたらし得る。
 
 
1-Apr-2015