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  • 小児の黒色腫は近年減少傾向:米国

    2015:04:10:15:36:13
  • 2015年04月10日

黒色腫(melanoma)は、過去40年に渡って成人の間で発症率が上昇している悪性の皮膚がんである。小児の黒色腫はまれではあるが(100万人中5~6人)、ほとんどの研究が発症率が上昇しているとしている。
 
今般、ケースウエスタンリザーブ大学の Laura B. Campbell 氏らによって『The Journal of Pediatrics』に公表された研究では、米国における小児の黒色腫の発症率が、実際には2004-2010年の間に減少していることが明らかとなった。
 
研究では、『Surveillance, Epidemiology, and End Results』にがん登録されたデータを用いて、2000-2010年の小児の黒色腫の新たな症例を特定した。このがん登録データベースは米国人口のおよそ28%のデータが反映されている。
 
結果、同定された小児の黒色腫の症例数は1,185件。全体としては、新たな症例の数は2004年から2010年の間に、毎年約12%減少していた。男子に限っては2000年から2010年の間に毎年約7%の減少、15-19歳の年齢階層では2003年から2010年の間に毎年約11%の減少があった。加えて、胴体および下肢に位置する黒色腫、予後が良好とされる症例の数が毎年大きく減少していた。
 
 
9-Apr-2015