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  • 加糖飲料と心血管疾患のリスク

    2015:04:24:10:40:52
  • 2015年04月24日

高果糖コーンシロップ(果糖ぶどう糖液糖)によって甘みをつけられた飲料は、若い健康な男女がわずか2週間摂取しただけでも、心血管疾患のリスク因子を顕著に増加させる。カリフォルニア大学デービス校の研究チームが報告している。
 
研究では、18-40歳の男女85名からなる対象者を4群に分け、それぞれ一日の総カロリー要件の0%、10%、17.5%、25%に相当する高果糖コーンシロップを含む果糖飲料を、研究実施期間の15日間、摂取してもらった。0%の対照群は、人工甘味料(アスパルテーム)で甘み付けられた飲料を摂取した。研究開始時と終了時に、心血管疾患のリスクの指標としてよく知られている血液中のリポタンパク質、トリグリセリドおよび尿酸の毎時レベルの変化についてモニターで観察した。結果、高果糖コーンシロップの用量の増加に応じて、これらの危険因子が増大した。研究ではまた、心血管疾患のリスク因子となる脂質/リポタンパク質の増加は総じて女性よりも男性の方が大きいこと、またそれらは体重増とは関係がないこと、が明らかとなった。
 
この研究は、特定の心血管疾患のリスク要因の増加と摂取する糖分の量との関係を直接的に実証した最初の研究である。結果は『American Journal of Clinical Nutrition』のオンライン版で公開されており、プリント版では6月に公表予定である。
 
 
22-Apr-2015