海外トピックス

  • 音楽の好みと社会階級

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  • 2015年06月05日

「オペラが好き」「ヒップホップに夢中」――。あなたの音楽の好みは、思っている以上にあなたという人について雄弁に語る。
 
ブリティッシュコロンビア大学の研究チームが『Canadian Review of Sociology』に発表した研究によれば、2015年に至っても依然として、社会階級は私たちの文化的態度や音楽への親しみ方についての情報を提供する。
 
研究では、バンクーバーおよびトロントに住む成人を対象に、21の音楽ジャンルの好き嫌いについて、1,600件近くの電話インタビューを行った。その結果、貧しくあまり教育を受けていない人々は、カントリーやディスコ音楽、イージーリスニング、懐メロ(golden oldies)、ヘヴィメタル、ラップを好む傾向があり、一方、豊かで高い教育を受けた人々は、クラシックやジャズ、オペラ、コーラス、ポップス、レゲエ、ロック、ワールドミュージック、ミュージカル音楽を好む傾向があった。
 
研究では、富と教育が、人々の音楽の好みの幅に影響を及ぼすわけではないとする。しかし、社会階級等のその他の要因(年齢、性別、移民ステータス、人種等)によって、興味深く複雑な方法で人々の音楽の好みが形作られているとしている。
 
 
3-Jun-2015