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  • WHOの2015年版必須医薬品リストにプロゲステロン避妊膣リング

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  • 2015年06月26日

WHOは、2015年版の必須医薬品リストを公表。同リストに、初めてプロゲステロン避妊膣リングを含めた。プロゲステロン避妊膣リングは、人口協議会(Population Council)によって開発され、産後4週以降に1日4回以上授乳する女性の避妊の選択肢となる膣内リングである。
 
WHOとユニセフは、産後半年は専ら母乳で育て、2歳時点までは母乳育児を継続することを推奨している。ただし、母乳育児をする女性の割合は、文化や経済状況、出産後の経過時間等で大きく異なる。また、母乳をやめたり、定期的な月経が再開したりした女性は、次の妊娠の準備ができる前に妊娠してしまうことがある。出産の間隔が短いと、母子ともに、合併症や死亡のリスクが高くなる。
 
「途上国において、2億2千万人以上の女性が妊娠を防ぐことを望んでいますが、近代的な避妊法が使われていません。プロゲステロン避妊膣リングのような膣内リングは、避妊法の開発における重要な進展を代表するものです。WHOの必須医薬品リストにプロゲステロン避妊膣リングを含めることは、新しく母親となった人々の満たされないニーズに対処するための新たな選択肢となり、妊娠における安全地帯を提供し、女性と子どもたちの健康を改善するでしょう。」セネガル保健社会行動省の生殖医療と子どもの生存ユニットのディレクターを務める Bocar Mamadou Daff 博士はそのように述べた。
 
 
9-Jun-2015