海外トピックス

  • 医療分野の国際開発投資の新たな手法に対する懸念

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  • 2015年07月17日

途上国の民間病院チェーンへの英国政府による「援助を超えて」(beyond aid)形態での投資は、実際には包括的発展を阻害する可能性があり、さらなる精査を要する。『英国医師会雑誌』において専門家らが言及した。
 
「援助を超えて」政策は、貧困の根本原因への対処を目指し、民間企業の成長を支援するために融資や株式投資の活用に焦点を当てている。この戦略の一環として、数千万ポンドが、CDCグループの英国国際開発省の投資部門によって、インドやバングラデシュ、南アフリカ等の民間病院・診療所に投資されている。
 
これらの投資判断は、通常、雇用創出やROI(※訳者註:投資に対するリターン)の基準によって意思決定される。しかし、ロンドン大学キングスカレッジ国際問題研究所の Benjamin Hunter 氏と Susan Murray 氏は、「医療制度や医療の公平性、貧困対する影響の大部分について、これまで精査を避けてきた」と警告する。2人は、医療費および不必要な検査や医療介入がもたらす貧困化についての懸念を強調している。
 
 
7-Jul-2015