海外トピックス

  • 2型糖尿病リスク増に繋がる生活習慣に関する理解度

    2015:11:13:13:39:32
  • 2015年11月13日

膨大な健康情報にアクセスできるようになったにもかかわらず、人々は2型糖尿病の発症リスク増加に繋がる食生活やライフスタイルについて、混乱したままである。
 
コーヒー科学情報研究所(Institute for Scientific Information on Coffee)が、2015年に、英国とドイツ、イタリア、スペイン、デンマーク、オランダ、フィンランドの成人2,800人超を対象に行った調査が明らかにした。
 
主たる調査結果は、次の通り。
 
◆ デンマークとフィンランドでは8割以上、英国とオランダでは7割以上が、砂糖を含む食べ物が危険因子だと考えている。しかし、2015年に英国の科学諮問委員会(Scientific Advisory Committee on Nutrition1)が公表した最新の報告書では、砂糖を含む飲み物と2型糖尿病発症リスクの増加との関連は確認されたが、食べ物に含まれる砂糖との関連は確認されていない。
 
◆ フィンランドおよびドイツ、イタリア、スペイン、オランダでは、回答者の70~80%が砂糖を含む飲み物と2型糖尿病の発症リスク増加との関連があると考えているが、英国の成人では70%に満たない。また、英国の18-24歳の年齢層に限ると30%に満たない。
 
◆ 対象とした7カ国のうち、半数以上(58%)が、それが2型糖尿病の発症リスク要因ではないにもかかわらず、飽和脂肪の摂取量を減らすことが発症リスクを減らすことに繋がると回答した。対照的に、フィンランド人の10%は、飽和脂肪の摂取量を増やすことが発症リスクを減らすことに繋がると回答した。
 
◆ 対象とした7カ国のうち、55%が、それは特定されたリスク要因ではないにもかかわらず、2型糖尿病の発症リスクを減らす為にナトリウムの摂取量を減らすと回答した。
 
 
研究ではまた、2型糖尿病の発症リスク増加に繋がる食生活やライフスタイルに関するの理解度について、対象7カ国をランク付けした。トップはフィンランド。イタリア、デンマーク、ドイツ、スペイン、オランダと続き、最下位は英国であった。
 
 
13-NOV-2015