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  • パーティ・ドラッグの抗うつ作用に寄与する脳回路

    2015:12:25:08:45:27
  • 2015年12月25日

ケタミンは2時間以内にうつを軽減し、その有益な効果は1週間持続することもある。しかし一方で、ケタミン、つまりパーティ・ドラッグ「スペシャルK」には中毒性があり、使用者に幻覚や妄想を引き起こす。
 
今般、テキサス大学サンアントニオ健康科学センターの Flavia R. Carreno 博士と Daniel Lodge 博士らは、最先端の研究技術を用いたラット実験によって、ケタミンが有益な効果をもたらす脳の回路を特定した。その回路は海馬と前頭前野との間に存在してシグナルを伝達する。また、同回路の活性化は、ケタミン起因と同様の抗うつ効果を引き起こすことが明らかとなった。
 
この研究は、短期間でのうつ病治療に向けた、より安全な方法の開発につながる可能性がある。研究論文は、12月1日、学術誌『Molecular Psychiatry』に掲載された。
 
 
21-Dec-2015