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  • 両親のうつ病と早産のリスク

    2016:02:12:11:05:09
  • 2016年02月12日

妊婦および父親の双方で、うつ病は早産のリスクを増大させる。
 
妊娠中の女性のうつ病が低出生体重や早産のリスクと関係していることは知られている。今回の研究では、父方のうつ病の影響についても検討した。
 
研究では、2007~2012年のスウェーデンにおける35万件の出生を対象とし、超早産(22-31週)および通常早産(32-36週)の発生率と両親のうつ病との関係を調査した。うつ病の有病者の定義として、妊娠第二期の終わりから過去12か月の間に抗うつ薬の処方を受けていた、または外来/入院の治療を受けた者とした。また、診断前の過去12カ月間にうつ病でなかった場合「新うつ病」に、それ以外は「再発うつ病」に分類した。
 
分析の結果、母方では新うつ病と再発うつ病の両方が30~40%の通常早産のリスク増加と関連していたのに対し、父方では新うつ病が超早産のリスク38%増と関連していた。一方で、父方の再発うつ病は早産とは関係していなかった。
 
この研究論文は『International Journal of Obstetrics and Gynaecology』に掲載された。
 
 
20-Jan-2016