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  • 幼年期の貧困と虐待が引き起こす後々の問題

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  • 2016年03月11日

貧困の中での成育や両親による虐待は、後々の人生における更なる健康問題につながりうる。パデュー大学の研究チームが明らかにした。
 
これらの知見は、1,748人の成人を対象とした全国調査『National Survey of Midlife Development in the United States』の分析をベースとするものである。同調査では、健康上の変化を測定するため、対象者が25-74歳であった1996年と35-84歳だった2006年の2回に分けてデータを収集した。
 
「第一期においては、健康問題とQOLとが主な懸念材料でした。が、10年後われわれが再び調査対象者のもとを訪れた時、子ども時代の貧困や頻回な虐待がガンや心臓病といった新たな健康問題発生と関連していたのです。健康に関係する生活スタイルや社会経済的ステータスなどのリスク因子を調整しても、それらの関連は明らかでした。」パデュー大学の Kenneth F. Ferraro 教授(社会学)はそう指摘する。
 
この研究は『American Sociological Review』に掲載された。
 
 
29-Feb-2016