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  • 太った大腸がん患者のほうが死亡リスクが低い

    2016:06:03:10:13:05
  • 2016年06月03日

太りすぎ(overweight)の結腸直腸がん患者のほうが、正常体重の患者に比べて、死亡リスクが55%低い。『JAMA Oncology』に掲載されたカイザーパーマネンテの研究が明らかにした。
 
研究では、2006-2011年の期間に大腸がんステージ1~3と診断された男女3,408人を対象に、電子カルテの記録を分析。診断時および診断後15ヶ月時点でのBMIをベースに、社会経済的要因や人口統計学的要因、疾患の重症度、事前診断時のBMI、喫煙の有無等のリスク因子を調整し、死亡リスクを比較した。対象者は全員カイザーパーマネンテ北米支部のメンバーであった。
 
シニアオーサーを務めたカイザーパーマネンテリサーチ部門の研究者 Bette J. Caan 博士は、“肥満パラドックス”の生物学的メカニズムは不明であり、さらなる研究が必要と指摘。また、「がんによって治療法が違うように、がんの部位に応じて、推奨される理想体重が異なる可能性があります」と述べた。
 
 
19-May-2016