海外トピックス

  • 電力消費量と経済発展との関係

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  • 2016年06月10日

全国の電力消費量が大きいほど生活の質が向上しているという仮定のもと、経済成長の測定にあたり、電力消費量はGDP等の指標の代替となると考えられている。しかし、『Journal of Global Energy Issues』に報告された国別の分析によれば、この仮定は必ずしも正しいとは言えないかもしれない。
 
インドのカルナータカ州に拠点を置く Verdurous Solutions Private Limited のSunderasan Srinivasan 博士と Vamshi Krishna Reddy 博士らは、21カ国を対象に人間開発指数(HDI)を用いて社会経済的な開発状況を測定し、グレンジャーの因果性検定によって電力消費の影響を検討した。
 
分析の結果、特に中国、エジプト、モロッコ、ネパールの4か国において、人間開発と電力消費量との間に、期待していたような正の因果関係が観察された。一方で、アルジェリア、エジプト、ミャンマー、スーダン、イエメンの5か国においては負の因果関係が観察された。
 
 
19-May-2016