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  • 妊婦は薬のリスクを過大評価している

    2016:06:24:10:28:44
  • 2016年06月24日

妊娠中の女性は、OTC薬および処方薬のリスクを過大評価している。
 
今般、イーストアングリア大学の Michael Twigg 博士らの調査結果が明らかにしたのは、女性たちが、吐き気や胸やけ、痛み等の妊娠の一般的な症状を薬で治療するという選択をしていないことである。憂慮すべきは、尿路感染症(UTI)についても、薬を服用していないことだ。同疾患は、放置すれば、深刻な合併症を引き起こし、胎児に害を及ぼしかねない。
 
研究では、妊産婦向け有名ウェブサイト“Bounty and the Pregnancy Forum”を通じて、1,120人の妊産婦にオンライン調査を実施。吐き気、胸やけ、便秘、風邪、尿路感染症、首痛、骨盤痛、頭痛、睡眠問題等といった妊娠中によくある症状について、それらの治療薬は有害/有益と思っていたか、妊娠中は意識的に薬を避けていたか等について尋ねた。
 
Twigg 博士は「概して、薬を服用しない女性のほうが、薬の服用を選択した女性よりもリスクが増大するように感じられた」と言う。あわせて、妊娠中の薬の安全性に関するより多くの情報提供の機会が必要であり、問合せに適切な対応ができるよう、薬剤師のトレーニングも重要と指摘した。
 
この研究は『International Journal of Clinical Pharmacy』に掲載された。
 
 
2-Jun-2016