海外トピックス

  • 皆保険制度は人種間の健康格差解消につながる

    2016:08:12:11:12:54
  • 2016年08月12日

軍の皆保険制度でカバーされた人々の間では、術後の合併症発生率や死亡率において、アフリカ系米国人と白人との間に有意な差を認めなかった。他方、無保険あるいはメディケイドのアフリカ系米国人は、術後の死亡率および合併症発症率、再入院率において、白人に比べて有意に高いオッズ比を有していた。
 
カリフォルニア在住の63万人超の患者データを分析したブリガムアンドウィメンズ病院(BWH)の研究が明らかにした。
 
BWHの Andrew Schoenfeld 医師ら研究チームは、カリフォルニア州入院データベースの502,345人分の患者データおよび国防総省の健康保険制度(TRICARE)の129,212人分の患者データを解析。対象とした患者は、いずれも18歳以上で、アフリカ系米国人もしくは白人(ヒスパニック系は含まない)であり、外科手術を受けた経験のある人々であった。
 
分析結果をもとに、著者らは、皆保険制度によるより公平な医療システムの構築が人種間格差の解消に繋がる可能性を示唆している。
 
この研究は『Annals of Surgery』にオンライン公開された。
 
 
9-Aug-2016