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  • 頭蓋骨の骨密度が弾痕の大きさに影響を与える

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  • 2016年08月26日

ノースカロライナ州立大学の法医学者 Ann Ross 教授らの概念実証研究(proof-of-concept study)によって、頭蓋骨の骨密度が弾痕の大きさに影響を与えることが分かった。
 
教授らは、頭部に銃創を受けた18の頭蓋骨の骨密度を評価し、銃創の大きさや弾丸の口径との関係等について検討した。その結果、骨密度と銃創の最少直径との間に強い相関関係があること、弾丸の口径と銃創の最少直径にその次に強い相関関係があること、骨密度と頭蓋骨の厚さには相関関係がないこと、が分かった。
 
「より大きなサンプル数で再検証する必要はありますが、今回の研究は法医学領域の将来に向けて重要」と、Ross 教授は言う。
 
教授らはまた、骨密度情報のない169の頭蓋骨サンプルを用いて銃創の最少直径から弾丸の口径の推定を試み、口径の大小すら推定できなかったことを明らかにしている。
 
この研究は『International Journal of Legal Medicine』に掲載された。
 
 
3-Aug-2016