海外トピックス

  • オンライン購入に関わる消費者行動

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  • 2016年09月09日

消費者は長期間にわたりオンラインでの検索が可能であるにもかかわらず、最初に検索して見つけた商品に著しく近い商品を購入する傾向がある。今般、ティルブルフ大学の Bart Bronnenberg 教授と香港科学技術大学の Kim Jun 助教、デューク大学 Carl Mela 教授らは、デジタルカメラ領域における消費者のオンライン検索と購入に関わる行動を調査した。
 
研究では、ネット通販大手3社(Amazon、Best Buy、Walmart)のデジタルカメラ購入に関わる消費者の閲覧データおよび購買データを統合し、オンライン上での検索および購買行動を分析。同データには、3カ月にわたる200万件超の消費者の閲覧・購買データ、1,000件超のデジタルカメラの購入履歴が含まれていた。
 
研究者らは次のように指摘する。「人によって検索行動は異なります。ある人はすぐに決めてしまいますが、またある人は長い期間、検索を続けます。1カ月にもわたって沢山の製品を見て回ることもしばしばです。」「しかし驚くべきは、消費者は該当するカテゴリにおける製品やその属性の全てを探し回っているわけではないことです。最終的に彼らが購入した製品は、最初に彼らが探し当てた製品と非常に近い属性を持っていました。」これらはつまり、消費者が検索を始める際、彼らは購入する製品に望む機能や品質等に関して、大まかなアイデアを持っているということを示唆している。
 
この研究は、学術誌『Marketing Science』に公表された。
 
 
6-Sep-2016