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  • 大気汚染への曝露と糖尿病リスク

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  • 2016年09月16日

居住地における大気汚染への曝露は、2型糖尿病における前糖尿病状態とインスリン抵抗性の発症リスクを増大させる。
 
独ヘルムホルツ協会ミュンヘン研究センター(Helmholtz Zentrum München)の Annette Peters 教授(疫学)らが、学術誌『Diabetes』に公表した研究が明らかにした。
 
研究では、German Diabetes Center Düsseldorf および German Heart Centre との共同事業により、アウグスブルク市および同市近郊の農村部2郡に居住する3,000人近くの健康データを解析。参加者の居住地における大気汚染物質の濃度のデータとの関連を検討した。
 
筆頭著者を務めた Kathrin Wolf 博士は、次のように述べる。
「結果として、糖代謝障害を持つ人々、すなわち前糖尿病状態と呼ばれる人々は、大気汚染の影響を特に受けやすいことが明らかになりました。これらの人々においては、血液マーカーレベルの上昇と大気汚染物質濃度の上昇との間に有意な相関がありました。ことほど左様に、長期にわたり、特に糖代謝障害を持つ人々にとっては、大気汚染は2型糖尿病のリスク因子なのです。」
 
 
8-Sep-2016