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  • 思考を解読可能なブレイン・マシン・インターフェイス

    2017:02:03:09:56:08
  • 2017年02月03日

ヒトの思考を解読可能なブレイン・マシン・インターフェイスによって、完全な閉じ込め症候群(completely locked-in syndrome)の人々の生活に革命が起きるかもしれない。
 
全身麻痺の状態にあるが、意識と認知機能および眼球運動を有する状態のことを閉じ込め症候群(locked-in syndrome)という。眼球運動も失われた場合、完全な閉じ込め症候群(completely locked-in syndrome)と呼ぶ。
 
今回のトライアルは、完全な閉じ込め症候群の患者4人を対象に実施。発声した質問に対し、答えを考え「はい」あるいは「いいえ」で答えることができた。答えは、脳内の血中酸素濃度の変化を測定することにより、非侵襲的なブレイン・マシン・インターフェイスが検出した。また、大方の予想に反し、極限状態にもかかわらず研究の参加者たちは「幸せである」と回答した。
 
 
この研究は、ジュネーブのWyssバイオニューロン工学センターの Niels Birbaumer 教授ら研究チームが実施。論文は『PLOS Biology』に公表された。
 
 
31-Jan-2017