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  • 学業成績における肥満のペナルティ

    2017:02:10:15:22:24
  • 2017年02月10日

肥満(obesity)は通常、健康上の問題と考えられているが、社会的問題でもあるかもしれない。
 
今般発表されたイリノイ大学の Amelia Branigan 助教(社会学)らの研究は、体重差別が肥満白人女性の学業成績の低さの重要な要因である可能性を示唆している。
 
Branigan 助教らは、『Fragile Families and Child Wellbeing Study』の9歳前後の小学生のデータと『National Longitudinal Study of Youth 1997』の18歳前後の高校生のデータを分析。その結果、白人女子に対する英語の学業成績の教師評価におけるペナルティと肥満との相関関係が明らかとなった。同相関は、数学科目の場合は存在せず、英語科目でも肥満ではなく太りすぎ(overweight)の場合は存在しなかった。
 
Branigan 助教は次のように言う。「肥満の白人女子は、英語のような“女性的な”科目の場合のみ、ペナルティを受けます。このことは、よりステレオタイプに女性的であることが求められる環境下で、肥満が厳しい評価を受ける可能性があることを示唆しています。」
 
 
7-Feb-2017