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  • 医療に関わるデータ漏えいの現状

    2017:04:14:11:49:51
  • 2017年04月14日

ミシガン州立大学の Xuefeng "John" Jiang 准教授ら研究チームの調査によれば、最近7年間において患者情報に関わる大規模なデータ漏えい・法違反が1,800件近く生じている。
 
研究では、2009年10月から2016年12月までの保健福祉省のデータを分析した。米国では、通称HIPPAと呼ばれる法律により、対象施設は500人以上に影響を及ぼす漏えいや法違反について60日医内の報告が義務付けられている。
 
明らかになったのは、次のようなことである。
 
◆医療提供者による報告は1,798件中1,225件であり、残りは、取引先や医療保険者、医療費請求事務仲介事業者からの報告であった。
 
◆216施設の病院から、257件の漏えい・法違反が報告された。
 
◆33の病院が2件以上の漏えい・法違反を報告していた。その多くがメジャーな大規模医育機関であった。
 
「法律では医療専門職やシステム間の患者データの共有化が必要としているが、データにアクセスできる人が増えれば増えるほど、セキュリティは低下します」と Jiang 准教授はコメントしている。
 
この研究は『JAMA Internal Medicine』に掲載された。
 
 
6-Apr-2017