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  • 緑内障に伴う失明リスクの予測

    2017:05:16:06:26:59
  • 2017年05月16日

緑内障は、眼圧上昇に関連する進行性視神経障害を特徴とする眼疾患であり、失明の主な原因である。ただし、今のところ、どの患者が早く視力を失うかを正確に予測する方法はない。
 
今般、ワシントン大学医学部の Rajendra S. Apte 教授らは、マウスとラット、そして緑内障患者から採取された流体を研究し、緑内障の進行度や治療の効果のモニタリングに使えるマーカーを同定した。
 
教授は次のように言う。「緑内障患者のうち視力低下のリスクが高い患者を予測する確固たる手法はありませんでした。しかし、私たちは患者の重症度と相関すると思われるバイオマーカーを特定しました。それは、細胞の死ではなく細胞へのストレスを測定するものです。他の緑内障検査では細胞の死を測定していますが、それは不可逆的なものです。しかし、細胞がいつストレスに曝されているかを特定できれば、視野の維持のために細胞を温存できる可能性があります。」
 
この研究は、学術誌『JCI Insight』5月4日号に掲載された。
 
 
4-May-2017