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  • 自閉症だけで暴力犯罪のリスクは増大しない

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  • 2017年06月02日

自閉症と診断されただけで、暴力行為へと発展する危険性が増すわけではない。今般『Journal of the American Academy of Child and Adolescent Psychiatry』2017年6月号に発表された研究は、そう示唆する。
 
研究では、ブリストル大学人口健康科学研究所とストックホルムのカロリンスカ研究所の研究チームが、スウェーデン・ストックホルム郡における295,734人のデータを分析。あわせて、スウェーデンの国家犯罪記録のデータを用いて、15歳~27歳までの間に暴力事件で有罪判決を受けた個人を追跡調査した。
 
ブリストル大学の Ragini Heeramun 博士は次のように述べている。「自閉症の診断を受けた人の中には挑戦的な行動がまま見られ、刑事司法に抵触する可能性があることが分かっていますが、自閉症の発症自体が暴力の危険性を高めるかどうかは分かっていませんでした。今回の研究では、これまでで最大規模の調査結果から、自閉症自体が暴力事件で有罪判決を受けることと関連していないようだと示したものです。しかし、自閉症にADHDが併発すると、そのようなリスクが増す可能性があります。」
 
 
31-May-2017