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  • ヒツジの痛みを検知するAIシステム

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  • 2017年06月02日

ケンブリッジ大学コンピュータ・ラボラトリの Peter Robinson 教授ら研究チームは、ヒツジが痛みを感じているかどうかを認識し、痛みの度合いを推定するAIシステムを開発した。同システムはヒツジの健康管理に活用できるほか、ウサギやウマなどのげっ歯類の動物にも応用可能である。
 
ヒツジが痛みを感じると、(1)目が細くなり、(2)頬が締め付けられ、(3)耳が前方に折りたたまれ、(4)唇がめくれ、(5)鼻孔がU字からV字に変形する、といった5つの特徴が現れるという。今回のシステムでは、これらの特徴を10段階評価でランク付けする。
 
開発したモデルを洗練するにあたり、研究チームは、獣医を通じて収集されたヒツジの写真約500枚からなるデータセットを使用。共同研究者であるケンブリッジ大学工学部の Yiting Lu 氏は、各写真のヒツジの顔の各所にラベルを付け、上述したように疼痛レベルをランク付けすることでモデルを洗練した。
 
 
この研究は、6月1日にワシントンDCで開催された第12回顔およびジェスチャー認識に関する国際会議(he 12th IEEE International Conference on Automatic Face and Gesture Recognition)にて発表された。
 
 
31-May-2017