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  • 禁煙した慢性副鼻腔炎患者は10年かけて症状が改善する

    2017:07:14:12:52:31
  • 2017年07月14日

喫煙をやめた慢性副鼻腔炎(CRS)患者は、約10年をかけて症状の改善に至る。マサチューセッツ眼科耳鼻科センター(Sinus Center at Mass. Eye and Ear)の研究チームが明らかにした。
 
研究では、CRS患者の喫煙が症状悪化やQOLに及ぼす影響の精査を目的とし、103人の元喫煙者と103人の非喫煙者の重症度と薬剤の使用状況を計測した。
 
結果、喫煙者はあらゆる尺度において重症化しており、より多くの抗生物質や経口コルチコステロイド(抗炎症作用を有する)を使っていることが分かった。また、元喫煙者には、喫煙をやめて以降、毎年統計学的に有意な改善が見られ、投薬量も減少していることが明らかになった。研究チームは、元喫煙者と非喫煙者との差異に基づき、CRSに対する喫煙の可逆的影響は10年後に解消する可能性があると推測している。
 
 
この研究論文は『Otolaryngology - Head and Neck Surgery』にオンライン公開された。
 
 
12-Jul-2017