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  • 不幸な微生物は皆それぞれに不幸である

    2017:09:01:06:39:44
  • 2017年09月01日

オレゴン州立大学の研究チームは、微生物における「アンナ・カレーニナの原理」を明らかにした。すなわち、微生物のコミュニティは、状態が良い時にはよく似ており安定しているが、ストレスを受けると宿主によってかなり違った反応をする、というものである。
 
この原理の名前は、19世紀ロシアの文豪トルストイの手による『アンナ・カレーニナ』の書き出しに由来する。――「幸せな家庭はどれも皆似たようなものだが、不幸な家庭は皆それぞれに不幸である」
 
主執筆者を務めた Jesse Zaneveld 博士らは、摂動(perturbation)によって引き起こされる微生物の変化に関する文献を調査。確率的な変化が常であることを明らかにした。しかし同時に、研究者はそれを報告するよりもむしろ「ノイズ」として切り捨てる傾向があることも明らかになった。
 
この研究は『Nature Microbiology』に掲載された。
 
 
24-AUG-2017