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  • 看護師の消毒剤使用とCOPDの発症リスク

    2017:09:29:09:56:17
  • 2017年09月29日

消毒剤を定期的に使用すると、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の発症リスクが高くなる。米国の55,000人超の看護師を対象としたデータ分析が明らかにした。
 
フランス国立保健医学研究機構(INSERM)の Oriann Dumas 博士らは、1989年に開始された『US Nurses' Health Study II』に登録した看護師のデータを用いて分析。2009年時点に現職に就いており、COPD歴のない55,185人を分析対象とし、2017年5月までの約8年間フォローした。その間、663人の看護師がCOPDの診断を受けた。データは、喫煙状況、年齢、BMI、民族性等のアウトカムに影響を及ぼし得る要因を調整し、分析された。
 
分析結果について、Dumas 博士は次のように語る。「今回の調査では、看護師の37%が毎週フロアの清掃に消毒剤を用いており、19%が毎週医療機器の清拭に消毒剤を用いていました。消毒剤を用いて定期的に(週1回以上)フロアを掃除する看護師は、COPD発症リスクが22%増加するという結果でした。消毒剤を用いて毎週医療機器を清拭するという回答もありましたが、これは統計的に有意ではありませんでした。」
 
 
10-SEP-2017