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  • アルツハイマー病の早期発見に向けて

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  • 2017年09月29日

慶北科学技術院(韓国・大邱市)の Moon Cheil 教授ら研究チームは、アルツハイマー病(AD)の初期段階にある患者が臭いを感じない理由を明らかにした。
 
最近の研究では、ピーナツバターを用いた嗅覚試験でADの初期症状を簡易にチェックできることが示唆されており、ADと嗅覚機能障害との関連が報告されている。しかし、そのメカニズムは明らかではなかった。
 
Moon 教授らは、同疾患初期の嗅覚機能障害に着目し、脳の中枢神経系だけでなく、末梢神経系、嗅覚神経系についても、動物実験モデルを用いて検討。中枢神経系にアミロイドβが発現し認知機能障害が起きるさらに前の初期段階に、末梢神経系である嗅上皮におけるアミロイドβの直接発現を検出した。
 
 
「アルツハイマー病の初期段階におけるアミロイドβ発現の機序を明らかにすることで、発症を早期に予測する重要な手がかりを発見しました」と、Moon 教授は言う。
 
この研究は『Cell Death&Disease』に掲載された。
 
 
26-SEP-2017