海外トピックス

  • 気候変動がスラムに強いる過酷な環境

    2017:11:24:10:24:30
  • 2017年11月24日

ジョンズホプキンス大学の研究チームの調査によれば、アフリカの都市部人口密集地域の集落における諸条件は、気候変動による影響をさらに悪化させ、子供や高齢者にとって危険なレベルにまで気温を押し上げる。
 
研究が示唆するのは、住宅の建築資材や換気不足、緑地の欠乏、電力へのアクセス不足等によって、居住条件により温暖な「微気象」("micro-climate")がもたらされることで、気候変動がこのような「スラム」集落に住む人々により激しく影響を及ぼすことである。
 
調査は、ケニアのナイロビにある3つの集落をターゲットとして実施。そのうち最大の集落は、100万人もの人々が狭い路地と泥の壁、鉄板の屋根、コンクリートの床からなる場所にひしめき合うキベラ(Kibera)と呼ばれる集落である。対象としたキベラとその他2地域における気温は、半マイルも離れていないナイロビの公式気象観測所が報告した気温よりも5~10度近く高かったことが研究では示されている。
 
この研究は、オンラインジャーナル『PLOS ONE』に掲載された。
 
 
6-NOV-2017