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  • 抗肥満薬が薬物濫用にも有効か

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  • 2018年01月12日

ボストン・メディカル・センター(BMC)の精神医学チームは、脳のセロトニン受容体を標的とし、コカインへの渇望を減退させ、コカイン摂取に伴う報酬を軽減させるロルカセリン(lorcaserin)と呼ばれる物質の研究を進めている。
 
ロルカセリンは現在、抗肥満薬としてFDAの承認を受けている。本研究を主導する Eric Devine 博士によれば、現状、FDAがコカイン濫用の治療薬として認可している薬剤はない。「既往研究は、ロルカセリンの有用性を示唆しています」と、Devine 博士は言う。
 
BMCで進められているマルチサイト試験は、コカイン濫用の治療におけるロルカセリンの有効性と安全性の評価を目的としている。Devine 博士は、治療のニーズと開発やマーケティングにインセンティブのない業界とのギャップを埋めるという、BMCの役割の重要性を指摘している。
 
20-SEP-2017