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  • 不必要で過剰な検査や治療の10類型

    2018:02:02:13:09:22
  • 2018年02月02日

不必要な投薬。問題を明らかにしない、あるいは実際には存在しない「問題」を明らかにする検査。利益よりもリスクの方が大きな治療。メリーランド大学医学部の Daniel Morgan 博士らは、2,200本超の学術記事を精査し、不必要かつ過度に使われている検査や治療法の主な10類型を明らかにした。
 
挙げられた10の検査あるいは治療法は次の通りである。
 
 経食道心エコー検査
(Transesophageal Echocardiography)
 CTによる肺動脈造影
(Computed Tomography Pulmonary Angiography)
 呼吸器症状のある患者へのCT
(Computed Tomography in Patients with Respiratory Symptoms)
 頸動脈超音波検査とステント留置
(Carotid Artery Ultrasonography and Stenting)
 前立腺がんの積極的管理
(Aggressive Management of Prostate Cancer)
 COPDや中等度酸素欠乏症患者の助けとならない酸素療法
(Supplemental Oxygen Does Not Help Patients with COPD and Moderate Lack of Oxygen)
 膝の半月板軟骨断裂に対する利益のない手術
(No Benefit to Surgery for Meniscal Cartilage Tears in the Knee)
 ほとんど利益のない医療入院患者への栄養補助
(Little Benefit to Nutritional Support in Medical Inpatients)
 抗生物質の過剰使用
(Strategies to Reduce Overuse of Antibiotic)
 不必要な心臓画像撮影
(Reducing the Use of Unnecessary Cardiac Imaging)
 
研究の目的は誰かに恥をかかせることではなく、医療をより効果的かつ効率的にすることであると博士は強調する。この論文は『JAMA Internal Medicine』に掲載された。
 
 
5-OCT-2017