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  • タバコ農家に太陽光を

    2018:02:09:13:40:35
  • 2018年02月09日

喫煙への風当たりが強くなる一方で、タバコ栽培は依然として農家の主要な収入源である。かかる現状に対し、ミシガン工科大学の研究者は、タバコ畑を太陽光発電所へ転換することで、予防可能な死を減らし、気候変動問題に対処するために太陽エネルギーの活用を増やす、まさに一石二鳥となると主張する。
 
 
研究では、世界有数のタバコ産地であるノースカロライナ州を対象地としてケーススタディを実施。タバコ需要の減少率と電力価格の上昇率のトレンドを勘案した将来のシミュレーションを行った。その結果、太陽光発電に使った場合の土地所有者の利益は、1エーカー当たり年間数千~数万ドル程度になることが判明した。
 
ミシガン工科大学の Joshua Pearce 教授(材料科学・電気工学)は次のように述べている。「元タバコ農家がお天道様から受ける経済的利益は素晴らしいものです。しかし、本当の恩恵を受けるのは、喫煙と大気汚染の両方から救われることになる米国人の生活なのです」
 
この研究は、学術誌『Land Use Policy』に掲載された。
 
 
5-FEB-2018