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  • HIVの進行を妨げるメカニズム

    2018:03:02:05:34:18
  • 2018年03月02日

デラウェア大学の Tatyana Polenova 教授と Juan Perilla 教授らが主導した研究は、HIVの進行を妨げる“ブレーキ”となるメカニズムを発見した。このメカニズムは、ウィルスを覆うタンパク質の膜であるキャプシド(capsid)の形成を妨げる。
 
この研究は、デラウェア大学をはじめ、ピッツバーグ大学医学部、国立がん研究所、DFHファーマ、バンダービルト大学医療センターからなる学際的な研究チームによって実施。7年間にわたりHIVウィルスの構造と動態を徹底して精査し、数十億分の1秒単位でウィルス分子の動きを実験的に測定、コンピュータ上でシミュレートした。
 
「人々はウィルスの静的構造にとらわれていました。しかしHIVのようなウィルスとそれらを構成するタンパク質は、絶えず拡大縮小を繰り返す動的な存在なのです。その動きは呼吸のようなものです」と、Polenova 教授は語る。
 
この研究は『Nature Communications』に公表された。
 
 
30-NOV-2017