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  • フィクションの世界の科学

    2018:05:11:10:22:28
  • 2018年05月11日

英国の物理学者・ノンフィクション作家の Stephen Webb 博士による『All the Wonder that Would Be』は、現代科学の視点から過去のSF小説を検討した書籍である。
 
博士によれば、SFは今日における最も重要な文学である。未来のテクノロジーは数十億人規模の生活改善につながりうるが、見返りだけでなく陥穽の提示も重要であり、SFの仕事はまさにそれである。
 
同時に、SFは人々の失望をも創造する。映画『バックトゥザフューチャー』から30年超、未だに私たちは自動乾燥する衣類もホバーボードも持っていない。SFは、未来の予言というよりも、未来に対して抱く感覚の示唆にとどまることが多い。
 
 
24-JAN-2018