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  • インドにおける女児死亡者数

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  • 2018年05月18日

インドにおける5歳未満の女児の年間死亡者数は23万9,000人、10年間で240万人に達し、小児死亡者の9割を女児が占めている。国際応用システム分析研究所のポスドク研究者 Nandita Saikia 博士らの調査が明らかにした。
 
調査では、インド国内640地区における5歳未満の女児の死亡者数が地区レベルで調査され、女児死亡に関わる地理的パターンが明らかになった。インド35州のうち29州では、5歳未満の女児の死亡率が相対的に高く、この傾向はインド北部の州で顕著であった。北部4州(ウッタル・プラデーシュ州、ビハール州、ラジャスタン州、マディヤ・プラデシュ州)で、5歳未満の女児の総死亡者数の3分の2を占めていた。
 
もし女児の死亡が過剰でなければ、インドは国連のミレニアム開発目標(1,000人当たり死亡者数42人未満)を達成できたと Saikia 博士は指摘する。「女児への差別は正当ではありません。人々のマインドを変える必要があります。性差別ではなく、教育や自助努力によって価値を高めることが必要です。」
 
この論文は『The Lancet Global Health』に掲載された。
 
 
14-MAY-2018