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  • 痛風は骨折リスクと関係がない

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  • 2018年05月18日

痛風(gout)と骨折リスクの増加とは関連がない。キール大学の Zoe Paskins 博士ら研究チームによる大規模スタディが明らかにした。この結果は、痛風の人々の骨折リスクが高いとする既往研究とは対照的である。
 
研究では、英国の大規模プライマリケアデータベースを分析。対象は痛風患者31,781人と痛風でない対照群122,961人であり、最初の骨折診断までの6.8~13.6年間追跡された。分析の結果、痛風の有無に関わらず骨折率は同等であり、痛風患者への尿酸値を低下させる薬剤は骨折の長期的なリスクに影響を及ぼさないことが明らかになった。
 
痛風とは、関節の尿酸結晶の蓄積よって起きる炎症性関節炎であり、つま先や関節に重度の痛みや腫れを引き起こす。英国では成人の2.4%が罹患している。これまで、慢性炎症が骨折のリスクを高めるとの複数のエビデンスが報告されている。
 
今回の研究は『Canadian Medical Association Journal』に掲載された。
 
 
14-MAY-2018