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  • 夜間の光は子どもの睡眠ホルモンを抑制する

    2018:05:25:05:40:16
  • 2018年05月25日

夜間の光への曝露は、幼児の睡眠に悪影響を及ぼす可能性がある。就学前の子どもに対し就寝前に明るい光を1時間照射すると、睡眠促進ホルモンであるメラトニンの生成がほぼ完全に停止し、消灯後少なくとも50分間は抑制されたままだったという。
 
コロラド大学ボルダー校の Lameese Akacem 氏らは、3歳~5歳の健康な子ども10人を対象に7日間の実験を実施。初めの5日間をかけて体内時計を正常化し、ほぼ毎晩同じ時間にメラトニンレベルが上昇し始めるよう就寝スケジュールを調整。6日目に薄暗い環境、7日目夜に約1,000ルクスの光に曝露する環境をつくり、定期的に唾液サンプルを採取しメラトニン濃度を測定した。分析の結果、メラトニンレベルは明るい光への曝露後に88%低く、光から遮断された後も少なくとも50分は低いままであることが分かった。
 
この研究は、学術誌『Physiological Reports』に掲載された。夜間の光への曝露が幼児の睡眠ホルモンに与える影響を検討した最初の研究である。
 
 
5-MAR-2018