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  • 太極拳はCOPDのリハビリに有効

    2018:06:01:09:59:47
  • 2018年06月01日

慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の呼吸機能を改善するにあたり、太極拳(Tai Chi)は肺リハビリテーション(pulmonary rehabilitation)と同等に有効である。
 
研究では、中国農村部の気管支拡張剤を使用したことのないCOPD患者120人を対象としたランダム化比較試験を実施した。被験者は、インダカテロールによる治療を開始した後、従来の肺リハビリテーションを受ける群と太極拳を行う群とに無作為に割り当てられた。
 
12週間の試験終了後、両群ともに、セントジョージ呼吸器アンケート(SGRQ)のスコアにおいて同様の改善を示した。さらにその12週間後には、太極拳群のスコアが従来の肺リハビリテーション群を有意に上回り、同様の傾向が6分間の歩行試験の結果においても認められた。
 
「太極拳は、従来の肺リハビリの適切な代替品です」と、呼吸器疾患研究所の主任研究官 Yuan-Ming Luo 教授は述べ、その有効性と持続的な効能を指摘している。
 
この研究論文は、学術誌『CHEST®』に掲載された。
 
 
4-APR-2018